アアルトデザインの植木鉢
アイノ・アアルトが自邸のためにデザインした
プラントポットが80年を経て製品化
Artek(アルテック)
Riihitie Plant Pot(リーヒティエ プラント ポット)Aタイプ Lサイズ
夫婦のようにテラスに並ぶ植木鉢
ヘルシンキのリーヒティエ通りにあるアアルト自邸にて
ヘルシンキのリーヒティエ通りにあるアアルト夫妻の自邸。2階部分のテラスには波打ったデザインの植木鉢が2つ並んで置かれています。これは自然や自然素材に対して親しみを持っていたAino Aalto(アイノ・アアルト)が自邸のためにデザインしたもの。1937年のパリ万博で展示され注目を集めたものの当時は製品化にまで至りませんでした。2017年、フィンランドの独立100周年を記念して遂にこのプラントポットが製品化されました。
フィンランド独立100周年記念のプロダクト
2017年、フィンランドは民主主義の独立国として100周年を迎えます。機能性と実用性、シンプルな美しさを兼ね備え、全ての人の生活をより良くし、美しく彩るもの。Artek(アルテック)は、フィンランドのインテリア、ライフスタイル、文化の発展において大きな役割を担い、今もなお影響を与え続けています。
デザイン哲学が詰まった最愛の自邸
1934年、アルヴァ・アアルトとアイノ・アアルト夫妻は、ヘルシンキのムンッキニエミ郊外にあるリーヒティエ通りに小さな土地を購入しました。この場所に自宅兼アトリエを構え、世界の建築や家具デザインの流れを大きく変える影響力を持った数々の代表的な作品を生み出していったのです。アアルト夫妻のデザイン哲学が詰まった最愛の自邸は、窓や平らな屋根、極めてシンプルな外装から彼らの機能主義を垣間見ることが出来る一方で、ふんだんに使用されている木材やスレート、暖炉や壁のレンガなどからは温かさや心地良さを感じることができます。
アアルト建築のタイルカラー
ムーラッツァロにあるアアルトの夏の家「実験住宅」で
使用されていたタイルから色が選ばれました
セラミック素材とグロッシーなカラーリング
その清々しいカラーが特徴のリーヒティエプラントポットは、発表当時のデザインはそのままに、アアルトの主な建築に用いられているタイルから着想を得たセラミック素材が選ばれました。引き込まれるようなブルーと、自然の緑が美しく映えるホワイトの2色。どちらも艶のあるグロッシー仕上げです。
ポットのデザインは、AタイプとBタイプの2種類
リーヒティエ プラントポットのデザインは、全部で2種類。緩やかなカーブがアクセントのAタイプ(写真:左)と、動きのある波打つ面が特徴のBタイプ(写真:右)が用意されています。
サイズバリエーションは、大・中・小の3型
タイプによってそれぞれ用意されているサイズが異なっていて、一番大きなL(ラージ *写真:左)はAタイプのみ。M(ミディアム *写真:右)はBタイプのみ。コンパクトなS(スモール *写真:中央)は、AとBの両タイプからお選びいただけます。
植物を日々の暮らしのアクセントに
お気に入りのインテリアと個性豊かなコーディネート
幅広いスタイルにマッチするタイムレスなデザイン
自然を愛するアイノ・アアルトならではの、女性らしく温かなデザインは、同じアルテック製品をはじめ、モダンからクラシックまで幅広いスタイルとのコーディネイトをお楽しみいただけます。
植木鉢や鉢カバーとしてご利用ください
こちらのポットには、底穴は空いていないので、組み合す植物や栽培方法の選択にもよりますが、根腐れ防止の為にハイドロボールやゼオライト入りの鉢底石をご使用いただくと植物の管理がし易くなります。
熟練職人によるハンドメイド製
ひとつひとつが人の手によって大切に作られています
ひとつひとつが人の手によって大切に作られているので、それぞれの表情があります。(製品特性上、釉薬が塗られているので裏面のロゴ部分の文字が潰れたり滲んだりする場合があります)
AタイプのLサイズは、約40cm。製品のシルエットが印刷された専用化粧箱付き。
Aino Aalto(アイノ・アアルト)アイノ・マルシオ(のちのアイノ・アアルト)が、まだ無名の建築家アルヴァ・アアルトの事務所を仕事で訪ねたのは1924年のことでした。二人は恋に落ち、結婚し、公私にわたる長いパートナー関係が始まりました。アイノ・アアルトは、デザインに実用性と簡潔さを反映させることを目指していました。この理想は、都会化、大量生産、実用主義という1930年代の精神に合致し、現代にも受け継がれています。
Atrek(アルテック)当店アトラクトはAtrek(アルテック)社の正規取扱販売店です。安心してお求めください。※大量生産によるコピー製品やリプロダクト品(ジェネリック製品)、その他多くの類似品が「正規品」や「デザイナー名」等の表記を用いて数多く出回っておりますので、他店でご購入される場合は、十分ご注意ください。 北欧モダンを代表するフィンランドのインテリアブランド、Artek(アルテック)は、建築家であるAlvar Aalto(アルヴァ・アアルト)を含む4人の若者によって1935年に設立されました。彼らは日常の暮らしをより快適にするために、住まいをトータルに作り上げることを提唱しました。世界中がモダニズムに沸き上がる1960年代初頭に、アルテックは自然素材をふんだんに取り入れ、新しい木材加工の技術を開発し、これまでにないデザインの世界を切り開いたのです。Atrek(アルテック)の社名は、アート(Art)とテクノロジー(Tech)に由来し、「感性」と「機能性」を象徴しています。