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運動不足解消に最適の室内サイクルマシンです！

2000年代に大ヒットした名機「足若丸」が、ご自身の体力不安があるという愛用者から頂いた声に真摯に取り組んで生まれ変わりました！

膝をしっかりと曲げ伸ばしをしないと
人間にどう悪影響を与えますか?

　正しい歩き方では、地面に踵が着いた瞬間に膝は真っ直ぐ伸びると同時に足が少し外側に回転することによって膝にロックがかかり、横揺れしなくなります。
このため地面からの反発力が膝だけではなく、股関節や腰へも分散されます。
　ですが、加齢の影響などによって膝が伸びにくくなる、或いはしっかりと曲げ伸ばしができない状態で歩行をしますと、踵が床に着いた瞬間も膝が伸びず、このロックがかかりません。
　このため、膝が外側に押し出されてしまうことになり、その時に膝の内側の軟骨がこすれ、軟骨が薄くなることで変形性ひざ関節症の要因ともなりえます。

しっかりと歩くことによって
健康寿命を延ばすことができますか？

　アメリカのピッツバーグ大学で行なわれたある研究によると、時速にして約3.5キロメートル以上のスピードで歩く75歳女性の90％以上は、85歳の誕生日を迎えることができ、75歳男性の85％以上も、同様に85歳の誕生日を迎えることができたそうです。
　つまり、しっかりと速い速度で歩ける人は長生きができるものと判断できます。

なぜ高齢者は
あのような膝を曲げない歩き方が多いのですか？

　高齢になると、背骨が曲がってくるため、頭が前に出て参ります。結果、前に出た頭の重心を支えるため骨盤が後ろに傾いて参ります。
　すると、後ろに傾いた骨盤のバランスをとるために膝を少し曲げて歩くことになるのですが、この時点で既に膝が少し曲がってしまっているため、ここから更に曲げることができません。
　これが、ご高齢の方があまり膝を曲げ伸ばしせず歩いていることの要因です。

加齢でどんどん曲げ伸ばしという動作が
できなくなるのですか？

　年齢の変化によって上肢より下肢、曲げる筋力よりも伸ばす筋力が早く衰えます。
　脚の場合、膝を伸ばす筋肉である大腿四頭筋が真っ先に衰えます。
　ある研究では３０歳の時の筋力を100%とした時、70歳の時の筋力は膝を曲げる筋力は60%に保たれていますが、膝を伸ばす筋力は40%に低下したとのことです。
　これによって、どんどん曲げ伸ばしという動作を行うことが困難となってしまうのです。

膝という関節の機能は
人間の歩行においてどれだけ大事なのですか？

　ご高齢の方だけでなく、若い方であったとしても、ギブスで膝を固めてしまった場合など、膝が動かない場合では松葉杖の利用なしに歩行をできないのは、ご覧になられた、或いは体験をされたことがあるかと思います。
　これほど、膝関節は人間の歩行において重要な関節なのです。

最後に

　これらのことから、普段の歩行の際に膝の曲げ伸ばしが重要であることやそれを支える筋力を維持することが、極めて重要であるということはお判りをいただけるかと存じます。
　ですが、現実では充分な運動が難しい方（痛みや加齢による衰えなど）も多く、また昨今では新型コロナウィルス流行の影響により、外出そのものが困難であるケースも多いかと存じます。
　そして何よりも、その筋力は左右の脚でバランスが取れるようになっていない場合、下肢関節の可動域にも左右差が生じることで、歩行によって片方の足だけに負荷が集中し、片足を傷めてしまう要因にもなりえます。
　その方法として足若丸のような電動エルゴメーターを用いることは、ペダリング動作がリズミカルな左右対称運動となっているためこの下肢関節の可動域の左右差を減少させ、かつ充分な膝の曲げ伸ばしができるため足関節の背屈力の増加も期待できます。

　また足若丸は電動モーターによるアシストによって、ご使用者の足を動かしますが、その際ペダルの上に置いている足は無意識の内にそのペダルの動きに追随しようとするため足首の柔軟性を保つことが期待できます。