アントニ・タピエス 『服の切端』 銅版画 　 直筆サイン入り　シートのみ 【真作保証】 Antoni Tpies　20世紀現代美術の巨匠の一人

日本では、国立国際美術館 長崎県美術館 山梨県立美術館 三重県立美術館 北海道立近代美術館 滋賀県立近代美術館などに収蔵されています。90年に高松宮殿下記念世界文化賞（絵画部門）を受賞、96年に回顧展が丸亀市猪熊弦一郎現代美術館ほか日本各地を巡回。 ※作品下部に 直筆サインとエディションの記載があります。    直筆サイン入り  シートのみ【真作保証】です。  自身の戦争体験、フランコ独裁政権への抵抗を根幹とするタピエスの作品は、絵具を厚く塗った「壁」を思わせ、キャンバスに布や不用品を貼り付けるほか、指や道具で付けられた落書きのような痕跡があり、「X」の記号は時に拒絶を意味している。翌年、「ダウ・アル・セット」が解散。70年代以降はポップ・アートの影響を受けつつ、オブジェクト（物体）について探求し、《覆われた椅子》（1970）など、古い布を使ってものを見えなくする、または包む方法を多用。50年にパリを訪れて「アール・アンフォルメル（不定形の芸術）」の動向を知るいっぽう、パブロ・ピカソとも会う。12年没。   ・作家名：アントニ・タピエス Antoni Tpies 1923－2012 ・作品名：服の切端  ・技法：銅版画  カーボランダム（カーボランダムとは版画技法のひとつで、木版画と違い 原版を彫らずに制作されます。 画像でご確認下さい。立体的でありながら、しかしそのほとんどが壁に掛けられ、「絵画」の延長線上にあるこの時期の制作は「アルテ・ポーヴェラ」の動向とも関連づけられる。 。日本との関わりとして、タピエス自身の方向性に通じるものがある東洋の文化を深く研究し、岡倉天心の『茶の本』を愛読。   アントニ・タピエス Antoni Tpies 1923－2012  アントニ・タピエスは1923年生まれ、スペイン・バルセロナ出身。2005年に原美術館（東京）で「タピエススペインの巨人 熱き絵画の挑戦」が開催された。） ・イメージサイズ：約31.0ｃｍ×約56.5ｃｍ ・シートサイズ：約55.5ｃｍ×約76.0ｃｍ ・サイン：直筆サインがあります。＊スペインの現代芸術家で、20世紀現代美術の巨匠の一人と言われる アントニ・タピエスの銅版画作品 『服の切端』です。土や砂を混ぜ込んだ絵具は深みのある色合いをつくり、生とは何かという問い、絶望や怒りといった感情が表されている。48年にシュルレアリストの作家や批評家、芸術家からなる「ダウ・アル・セット（さいころの7の目）」の結成に参加。 ＊アントニ・タピエス ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。アンフォルメルの若手画家として注目を集めるなか、66年に反フランコ政権の活動によって逮捕される。次の展開として素材を注視し、絵画の模索期に入る。53年にサンパウロ・ビエンナーレで優秀賞、58年にはヴェネチア・ビエンナーレでユネスコ賞を受賞。（出典：美術手帖）   彼の作品は彫刻や版画、芸術の様々な分野に多大な影響を与えており、英国テートギャラリー、ニューヨークのMOMA、ローマ国立近代美術館、ポンピドゥ・センター（フランス国立近代美術館）等、世界の主要な美術館に収蔵されています。 ※作品コンディション：良好です。 ・制作年：？？ ・エディション：確か75部？？ 本作品はH.C版です。バルセロナ大学で法律を学ぶも画家の道に進み、初期はジョアン・ミロやパウル・クレーなどの影響を受ける。  90年にスペイン王室からアストゥリアス皇太子賞（芸術部門）を贈られ、同年に若手芸術家を支援する「フンダシオ・アントニ・タピエス（アントニ・タピエス財団）」を設立。 版に特殊な混合物を塗ってボコボコとした起伏を作り、その凹凸（おうとつ）部分に彩色、プレスして用紙に刷るという技法です。75年には詩人・瀧口修造との詩画集『物質のまなざし』を共作する。80年代の作品からは「影」に対する関心がうかがえる。 作品はレリーフ状で、この立体感がカーボランダム版画の大きな特徴です